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啓北小学校
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昆虫博士の特別授業 第1弾

  • psnoncategorykonni
  • 9月18日
  • 読了時間: 3分

2025年9月18日


今年もPTAプロジェクトによる特別授業がはじまりました。


第1弾は1年生に向けた「昆虫博士の特別授業」です。

講師は更別昆虫研究所の斎藤彦馬さんです。3年続けての来校です。


斎藤さんは、お仕事であるネイチャーガイドについて「外の自然を教えること」と話されていました。外にはさまざまな生きものがいるだけでなく、植物や環境も私たちの生活に関わりのあることと話されます。


そして「好きなことをやり抜こと」の大切さも話して下さいました。

「好きなことを仕事にすることなんて無理」「好きなことだけでは生きていけない」と言われることもあるけれど、好きなことがあって没頭できるなら、とことんやり抜いてみて欲しい。それが生きがいとなって、仕事にすることもできる。その力を子供たちに育んで欲しいと授業のあとに話して下さいました。


※昆虫博士の特別授業/掲載写真はほんの一部です

この他の写真を多数、掲載していますので会員限定ページをご覧ください!



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今日の授業で学んだこと

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・「虫」の字はマムシの形が由来していること

・昔の日本では「足元にいる生き物すべてを虫としていた」

→ ハマグリは漢字で「蛤」。コウモリは「蝙蝠」かえるは「蛙」。みんな「虫」が入っているのはそのことから。

・昆虫は世界に1,000,000種類、哺乳類は6,000種類

・節足動物で一番古いのムカデ

 

「虫嫌い」「虫こわーい」と話す子どもたちもいましたが、斎藤さんは「虫を食べる動物

がいて、その動物を人間が食べていたりする。私たちの生活に昆虫も関係している。どち

らかの数が増えすぎたり、減り過ぎたりしても自然のバランスはくずれてしまう。みんな

一緒にくらしているということ考えよう」と話して下さいました。

日本はこれから秋を迎えて、木の葉は落ちて、花も枯れてしまいます。それでも空気がな

くならないのは、世界のどこかに春が来て、草木が生い茂りそれらが光合成をしているか

ら。「だからは地球はひとつなんだよ」この言葉には深い意味が込められていました。

 

授業の最後には昆虫をゆっくり眺めながら、みなさん好きな昆虫の絵を描いていました。

躍動感のあるすばらしい作品がたくさんありました。

 

そしてなんと今年は、昼休みの時間を利用して、全学年の児童が昆虫を見る時間を要して

下さいました。会場はあっという間に超満員。

はじめの特別授業は大盛況となりました。



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今日来てくれた昆虫たち

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・タマムシ(寿命が短いため標本にて):光り輝く外骨格は光を跳ね返す力がある


・トノサマバッタ:環境の変化により大量発生した場合は、身体の色も変わり飛ぶ能力も

高くなる。(群生相のバッタと言われる)田畑を荒らし、その地域環境を大きく変える

(壊す)こともあり人間に大きく影響を及ぼすこともある。草食の昆虫


 ・キリギリス:肉食(寄り)の昆虫。カマキリとライバル関係。

 

・コオロギ:雑食の昆虫。バッタ(草食)キリギリス(肉食)の間に位置する。

虫の中で一番きれいな声で鳴いてくれる。

 

・アカテガニ:「さるかに合戦」に出てくるカニのモデルとなったもの。陸に生息する。

 

・パラワンオオヒラタクワガタ

 世界最大のヒラタクワガタ

 

・タランチュラ:今日来たのは「ハナコ」15才。啓北小のみんなより少し先輩。大体30歳まで生きる。毒は少なく、おとなしい昆虫。「猛毒」「危険な昆虫」というのは作られたイメージ




























 
 

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